9W5D 分娩予定日確定
この2週間は毎日不安で長かった。
おなかが痛くても不安だし、痛くなくても不安だし
ただ徐々につわり的な症状が出てきて、朝ごはんの準備とかちょっとしたことでも続けて立っていると眩暈がしたり、異常に疲れやすいし、やたらとげっぷがでて苦しい。
まあ今のところ味覚の変化や、食べられないもの、嘔吐などはないので相当軽いほうと思われます。ラッキーなことだ。
検診は、夫と2人で行ったが、予約していてもやはり1時間待ち。混み気味なので夫は椅子が空いていても座らず、1時間以上ずっと立たせることになり、申し訳なかったなあ。
エコー画面には、27.1mmまで成長した赤ちゃんがしっかり。
頭・胴体と手も見えて、更にぱたぱたと泳ぐ?ような動きまで。
先生曰く「サービスしてますね」とのこと。
真面目な先生がぼそっと言うから笑ってしまう。
ちなみに、人数はやはり一人だけでした。ほっとする反面、ちょっと残念。
一度の産休・お産で兄弟を作ってあげることができたら、当面ものすごく大変だろうけど長い目で見たらいいよなあ、なんて思っていたので。
うちは私の妹にも夫の妹にも今のところ子供はなく、従妹すらいない状態。兄弟…いたら心強いだろうけども。うーん。
次回からは妊婦健診になるということで、血液検査や体重測定の説明、オプションで受けられるトキソプラズマ等の検査の説明、それからいわゆる出生前診断、クアトロテストの説明も先生からしっかり受けられました。
クアトロテストに関しては、35歳以上の妊婦さんにのみ説明しているとのこと。
この出生前診断については、当初受けてみたいな、異常値が出ても中絶するつもりはないけども、心の準備・経済的な準備などいろいろ時間あったほうがいいだろうし、と前向きな気持ちだったのだが、先生の説明を受けて、夫とも相談の上、受けないことにした。
クアトロテストを経て染色体異常の可能性が高い場合、羊水検査でダウン症等の確定診断ができるのだが、赤ちゃんの異常というのは必ずしも染色体にだけ起こるものではないということ。エコーでは見つけられない形態異常(体のあちこちの部位の形や数がおかしいとか)、体の機能異常(内臓の働きが正常でないとか)、それから異常なく生まれてもさまざまな要因で、あるいは原因もわからず、ほかのことは違う育ち方をしたり、体に異常をきたす可能性はいくらでもある。そういうことを踏まえて、よくご検討くださいね、という説明だった。
要するに、ダウン症だけは事前に発見することができるけど、他の様々な可能性をすべて否定することはできない、いずれにせよお子様に何があっても受け止めて対処し、育てていく覚悟は必要になってくるということだ。それに、先天的な身体異常を免れたとしても、その子が幸せな人生を送れるかどうかの保障なんてない。親はお子様のすべてを受け入れて、愛情と強い思いを注いでいかねばならない、そんな風な考えで腹落ちした。
帰る道すがら話をしたが、夫も同じ考えとのことで安心した。
そして、出産予定日は当初の計算通り、2月10日と相成りました。ちょうど、流産の手術から1年。
気の早いことに入院時の持ち物とか書いた紙まで渡される。
あとは分娩費用の先払い分10万円を、次回来院時にお支払い予定。
人気のある病院で早々に参加初診や転院希望は締め切りました!ってホームページに出ているから
心配だったけど、これでなんとかこのクリニックでお産する目途も立った。
あとは、どうか無事に産まれてきてくれますように。
次回は26日の診断予定。いよいよ恐怖の体重管理、始まりそうです^^;
そして前回入手できずじまいだった母子手帳も、もらいに行かねば!
7W3D 心拍確認
この週はクリニックの予約がいっぱいで、予約外診療となったため8時前に家を出て徒歩で向かう。
予約外診療は、到着順にリストに名前を書いて、予約の人の合間に呼ばれるのひたすらを待つのだ。
9時のクリニックオープンに対し8時20分には一番乗りで到着することができたが、2、3分差で次の人が。危なかった。
9時20分ころに名前を呼ばれ、診察台に向かい、エコーを見る。
大きくなった胎嚢と、その中の人、しっかり確認できました!
が、先生が予期せぬ言葉を発する。
「…うーん、もしかしたら2人いるかも、しれません」
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工
これは想定外だ…
が、エコーの画像がかなり粗いらしくてはっきりとはわからず、
「うーん、まあ一人、ですかねえ…ま、次回はっきりしますから」と曖昧な判定。
確かに2か所に分裂している気もするし、1人の部位の移り方の違いという気もする。
そうそう、心拍!心拍は?
「画像が粗いのではっきり見えませんが…、あ、でもここは
明らかに画像の揺れとは別の動きをしていますから、確実にこれは心拍ですね」
ということで、一応無事、心拍まで確認とれました。
が、よーく見ないとわからないって、弱いのか…?とまたもや不安に。
いやはや、不安の材料はとめどなくわいてきますなあ。
それにしても、エコー画像、かなり粗い気が。
他の方のブログなんかで見る画像は、もっとくっきりなのに。機材が古いのか?
そうそう、このクリニックはエコーの写真をあまりくれないのですが
今日は、くれました。これまでは芳しくない結果だからくれなかったのかなあ。
写真には胎嚢34.1、CRL11.4のほか、予定日2014/02/05なんて記述も。
次回は土曜日の予約がすんなりとれて、半月後の7/13土曜に、夫と受診予定。
すこやかに、成長してくれますように。
そして双子の可能性…ま、そうなったらそうなったときだな。
いろいろハイリスクみたいだし、経済的にも不安だけど(もともと子供一人の予定で将来設計しているので)、
兄弟作ってあげたいけど、年齢的にも、2、3年置いてからの妊娠は厳しい。
かといって短いスパンで産休を立て続けにとることも厳しい。
という問題は解決できるんだよな。それはそれで、楽しみかもしれない。
5W5D 初診
検診に行ってきた。胎嚢のみ確認。順調との事。
「(子宮内の)いい位置に陣取ってますね~」だと(笑)
あわよくば心拍…と思ったがさすがに早すぎたか。
次回は13日後、平日朝に心拍確認予定。
ここで7W3Dの予定だが、心拍見えなかったら、またやきもきするんだろうなあ。
あ、あと今回の妊娠の初診と言うことで、検診料7,500円もかかりました。
痛い…
そして、今週末(6Wに入るところ)に、夫のスポーツ大会出場の応援を兼ねて
長崎・五島列島に一人旅を計画していたが、
ギリギリまで迷ったが、やはりキャンセルすることに。
当初は飛行機2.5時間+フェリー4時間+車1時間の旅程
(しかも初日は始発、最終日は終電)が胎児によくないのでは、との懸念だったが
色々調べた結果、初期流産は胎児の染色体異常による自然淘汰がほとんどなので
関係ないという説が多く、5Wの段階ではつわりらしき症状も全くなく、
情報不足の中必死で組んだ旅程だったこともあり、行く方向で考えていたのだが
この日の診断で先生(割と『細かいことは気にしなくていいよー普段通りで』派)に
「ううん…ご自分の体調次第ですね。疲れやすいですから、
しんどいようであればやはり辞めておいたほうがいいし。
国内とはいえ、緊急事態(流産)のときに、24時間、初診の妊婦さんを
受けいれてくれる病院が近くにあるのか、確認しておいたほうがいいです。
それと、飛行機の気圧やフェリーの揺れが流産の原因になるという
医学的根拠、は確かにありませんが、それは、臨床が出来ないからなんです。」
と意見されたこと。
それと、翌日曜日、蒸し暑い中スーパーとクリーニング屋を梯子しただけで
えらく気分が悪くなってしまい(その前にDSやりすぎて頭痛かったのもあるが…)
晩御飯時間に2時間くらい横にならせてもらってしまったこと。
これらが大きなきっかけになって、結局、キャンセルに踏み切りました。
とてもとても行きたかったけど…いつか、お子様と2人で、パパのレースを見に行けたらいいな。
2013GWメモ
4/21(土)・4/22(日)
お誕生日旅行として、東伊豆・北川温泉の「望水」へ!
先日のキリンジ兄弟ラストライブのプレイリストを順番にかけながら
夫の運転でひたすら西へ。
伊豆半島に出たあたりから
早春~夏の光~Trekking Song~竜の子~ブルーバード
という流れが海岸ドライブにぴったりで気分が上がる。
「望水」はハードでは勝負できないからソフトに力を入れている、という
口コミが多かったので、建物やお部屋はあまりきれいじゃないのかな~
と内心不安だったが、広くて清潔で素晴らしいお部屋、
中居さん始めスタッフの方の対応もよく、ごはんも美味しく、
プライベート・ガゼボにもゆっくり入ることができ、最高でした。
着いてから夕暮れ時までの海岸お散歩、夜のラウンジでの
ニューサマーオレンジソーダ、お誕生日スペシャルということで夫が仕込んでくれた
バースデーケーキ、仲居さんたちのハッピーバースデー、
そしてバラの花束!素敵なことばかりでした。ありがとう。
翌日も朝からガゼボに入って、「四季の花公園」に立ち寄り、
行きとは違う道で山道ドライブを楽しみ、大きな富士山も堪能。
お安くはないお宿だけど、また行きたいなあ。
4/27(土)
前日までオフィスの引っ越し作業で疲れていたので、一日のんびり。
夫の花粉症がようやくおさまったとのことで、久しぶりに家の全窓を開放し、
風を通し、布団を干す。気持ちいい。
午後からは浮間公園にお散歩。快晴で、かわいいカモの夫婦がいました。
4/28(日)
バスで赤羽→京浜東北線 という新ルートを開拓。なかなか快適。
試合は藤浪君好投で見事勝利。暑かったけど楽しかった。
帰りも赤羽経由で、サーティワンでセールをやっていたので長いこと並んでおみやげに。
夜は「八重の桜」。西郷隆盛、吉川晃司かよ!?なんて思ってたけど
これがカッコいい。西郷さんの無骨なイメージも崩さず、見惚れるようなりりしさ。
4/29(月)
この日は一日中ごろごろしてたかも…
録画の整理をしたり、棚を片づけたり、家のことのみ。
5/4(土)
荒川をサイクリングして、戸田球場へ。
ヤクルトvs楽天の試合をやっていた。芝生で観戦。
つば九郎がトンボがけをしている姿を見て、夫喜ぶ。
土手のアカツメクサが満開で綺麗でした。
5/5(日)
自宅(板橋)から、環八を延々歩いて阿佐ヶ谷まで。
夫はかなり疲れていたけど、私は歩くの大好き。
阿佐ヶ谷に行ったのはトルコ料理「イズミル」で美味しいケバブを食べるため。
帰りに阿佐ヶ谷駅のカフェでケーキをたべる。
5/6(月)
連休最後の日。どこにも行かず家でまったり。
妊娠発覚~稽留流産体験記
年が明けてから1ヶ月、妊娠~稽留流産までを経験しておりました。
以下覚書。
1/1
年末から生理が来ない。ちょうど元旦が予定日から1週間だったので、
年が明けてすぐの朝検査薬使用。「クリアブルー」は使用法を間違えたのか?
検査完了のしるしすら出ず、初詣ついでに「ドゥーテスト」を再購入して使用、見事に陽性。
1/2
4日から義実家(高原に別荘を借りて住んでいる)に義妹夫婦と車で出かけ、
2泊3日で露天風呂や善光寺詣、おうちでふぐ鍋&日本酒、軽井沢のフレンチ!
と遊び回る予定だったがひとりでお留守番をすることに。
こんな超初期から伝えるべきではないと思ったが、断る以上言わない訳にもいかず電話でご報告。
1/4
夫も残ると言ってくれたが体調が悪い訳でもないし、義実家では6人分の食事の用意をしていて
くれるであろうから、いいよ行っておいでと言って夫だけ義実家へ行くことに。
夫の出発より前に家を出て、新年初日の産婦人科へ初診を受けに行く。
午前中は予約外外来受付なので誰よりも早く行ってみたが、早すぎてドアが開いていなかった。
開けてもらって、中で2時間くらい待った後、ようやく初診。
基礎体温表なども持参し、検査薬陽性など説明し、内診してもらう。
たぶん妊娠ですが、まだ子宮外妊娠の可能性もあるので確実な事は言えないとのこと。
病院は家から歩いて25分くらい、お城のように綺麗でクチコミの評判がすこぶる良いが、第一印象はちょっとそっけない。
初診は血液検査や体重測定などあって1万円以上する、と聞いていたが
問診票記入と内診だけで、8,000円でした。
1/11
2回目の検診。金曜日を指定されたので有休をとる。
午後から出社しようかと思ったが、ちょうど翌日から義両親が泊まりにくることになっており
片づけもしたかったので休む。夫も休んで同行してくれた。
評判の「若先生」登場。にこやかではないが優しくてとても丁寧。
子宮外妊娠は否定され、胎嚢の成長もまずまず順調とのこと。
次回は2週間後の予約で、ここでたぶん心拍が見えて、予定日が確認できますよ~とのこと。
その後、近しい同僚(既婚子持ち)にまず打ち明けて、周囲への報告タイミングや
産休までの過ごし方、育休中の注意事項などレクチャーいただく。
準備リストや考えるべきことの箇条書きの資料も作成、たまごクラブやマタニティブックも買って
情報収集に励む。飲み会の誘いをどう断るか、結構悩んだ。
それと紅茶・コーヒーが飲めなくなったのでルイボスティやハーブティ、カフェインレスコーヒーも購入。
1/26
土曜日の午前予約。心拍確認ができる=予定日が決まれば
母子手帳ももらえるだろうし、一気にいろいろ展開するぞ~!と期待に胸をふくらませて
またも夫同伴で病院へ。しかし、相変わらず胎嚢だけで、胎児(胎芽)が見えない。
最終生理日からの計算では8W2Dとなっており、心拍の確認率はほぼ100%との記事も読んでいた。
若先生も神妙な顔つきで「ここに白い影が見えているような気もするんですが…
たまたま、見えていないだけということもあります。次が、大事になります。
また来週いらしてください」と告げる。
まさかの展開に、目の前が真っ暗に。帰り道、涙が止まらない。
帰宅してしばらくは茫然としたままベッドで過ごす。
次の予約は翌週金曜日の午前としていたが、少しでも早く知りたい、と思い
木曜日の夕方一番最後の予約に後から変更する。
そのあとはもう不安でたまらなかった。
「8w 心拍確認できない」「稽留流産」「8w 見えない」などで
とにかく検索しまくった。Q&Aサイトや発言小町、ウィメンズパークなどほとんどの該当記事に
目を通したと思う。そして、自分のケースだと稽留流産がほぼ確定的であることを理解する。
若先生は「たまたま見えないだけで」なんてことをおっしゃっていたが、
これもおそらくショックを和らげるための時間稼ぎという配慮なんだとわかった。
排卵日が遅れているだけ説も、性交日が確定しているので考えられない。
が、赤ちゃんを失うかもしれないという悲しみよりも、
自分が立てた計画が崩れ去った=思った通りに事が運ばなかった、
ということのショックが大きかった気がする。まったくもってひどい話だが。
体験談などを呼んでいると既に胎児に名前を付けてあげたりして
「お腹の○○ちゃんはもっとつらいはず」なんて思いやりのあるお母さんがたくさん。
それに比べて私は、結局一度もエコーで確認すら出来なかった赤ちゃんに対し
どうしてもそこまでの思い入れを抱くことはできなかった。
「母体」になってしまった!もう好き勝手はできない!
という責任感はひしひしと感じていただけれども…
このような自分の気持ちに対して、酷薄だなあとつくづく思う。でも正直なところ。
しかし、「たぶん流産、でもまだ望みがある」という状態の5日間は辛かった。
夫は私が流産を前提にした発言をすることに悲しそうな表情を浮かべていたし。
でも調べれば調べるほど望みが薄い気がしてくる。早く、はっきりさせたかった。
木曜日は会社を早退し、直接病院へ。
おそらくショックを受けるであろう自分のために、帰りに買うドーナツ屋などもチェック。
その一方で「あら、あっさり見えましたよ~!赤ちゃん元気です」なんて展開も
どうしても期待してしまっていた。
診察の予約は17時だったが、16時半には病院に到着してしまう。
1時間以上待ち、結局18時前くらいにやっと名前が呼ばれる。
内診台で、先生はいつもの5倍くらい時間をかけてじっくり、赤ちゃんを探してくれた。
でも、やはり見えない。先生には
「自分でいろいろ調べて、ほぼ流産だと覚悟はできています」と冷静に告げる。
それでも「やはり…確認できません。稽留流産という状態です」とはっきり宣告された後は
涙があふれてきた。病室に戻って先生を待つ間、夫にメール。涙が止まらない。
そんな状態で看護婦さんに採血され、先生から手術の説明を聞く。
聞き終わる頃には大分落ち着いていた。手術は、来週の水曜日。
その前日に前日処置をするとのこと。
前日処置の前に飲む鎮痛剤をもらって、ドーナツを買って、帰宅。
流産が確定してからは、前日までのいてもたってもいられない不安からは解放されて
だいぶ気が楽になった(これもひどい話)。
次なるは手術の恐怖。人によって全然痛くないと言う人もいれば
前日処置が一番痛い、手術本番中に麻酔が切れて腕を押さえつけられて泣き叫んだ、
という体験談もあり…
特に初産の人は子宮口が堅いから、前日処置が難しく痛みを伴いやすいこと、
また麻酔はお酒が強いと効きづらい、鎮痛剤を常用していると効きづらい、と読んでしまい、
どちらも該当する私はひたすら戦慄。
2/5
会社を早退して前日処置へ。途中、ブックオフで司馬遼太郎の文庫本を2冊買う。
待ち時間対策だったが、この日はあまり待ち時間はなかった。
それと、この病院はとてもきれいでエレガントな内装なのだが(シャンデリアとか猫足の椅子とかある)、
夕方や曇っている日は暗くて読書に適さないのだ。
なので文庫本は手術が終わった今も、1ページも開いていない(笑)
前日処置は普段の内診台の上で若先生が丁寧にやってくれたが…
これが痛い!めっっちゃくちゃ痛かった!
今までの人生で受けた治療の中で一番痛かった。
身体の内の奥を串刺しにされているという表現が一番近い。
まあ、子宮口に管を突っ込んでいるのだから実際そうなんだろうけど。
あまりの痛みに唸るだけでなく、涙を流し、悲鳴をあげてしまった。
お恥ずかしい限りだが、先生も頭を撫でて、謝ってくれた。先生ごめんね。
明日の手術は、麻酔が効くから痛いことありませんよとのこと。
麻酔が切れないよう、多めでお願いしますと言って帰る。
思った以上の身体的ダメージでごはんが作れそうになく、モスを買って帰宅。
21時から絶食・お水も禁止。
2/6
この日は大雪の予報だったが霙程度で治まる。
家を出る前に座薬を2つ挿入。これもまた初体験だったが、すんなりクリア。
夫が見つけてくれたバスルートで病院へ。この日は手術オンリーで外来はお休み。
受付を済ませて、しばらく待った後、2回の病室へ。
そこで説明を受けて夫は一旦帰宅。私は手術着に着替えて、手術室へ。
手術台に寝て、脚にカバーなどをされ、まず点滴。
ちょっと痛いと聞いていたけど痛くなかった。
それと、麻酔を効かせるために筋肉注射を打つと効いていたけどこれはなかった模様。
若先生が点滴に「ちょっと血管ががピリピリしますよ」という薬を入れてくれて、
あ、ほんとだ、ピリピリする… と思ったのを最後に、記憶が途切れる。
麻酔がしっかり効いたらしい。うっすら、先生や看護婦さんの声、
自分が「麻酔、麻酔」とうわごとを言っていたような記憶(どんだけビビりw)はあるのだが
痛みや苦痛はまったくなく、ようやく意識がはっきりしてきたのはもといた病室のベッドの上。
目は明けられるが起き上がることはできない。
寝たり、起きたりを何度か繰り返し、看護婦さんと話が出来るように
「もう、全部終わったんですか」「終わりましたよ」
時間を聞くと14時前だった。手術は12時過ぎだったと思う。
夫は16時頃に迎えに来るはずなので、それまでまた寝ることにする。
途中、首が痛くなってきたのでまくらをもらい、iPhoneをいじれるようになったので
メール等をし、ひと段落。
夫が迎えに来てくれて、自力でトイレまで歩けることを確認し、無事退院。
麻酔が切れるときにすごく痛いとか、子宮痛がひどいとか吐き気がするとか
いろいろな体験談を見たのだがどれもなく、すこしクラクラする程度。
おなかぺこぺこで帰宅。
妊娠が発覚してからカレー断ちをしていた(手がかからないいい子=夫のような子が生まれると言う義実家のジンクス)
ので、夫にカレーを仕込んでおいてもらう。美味しかった。
大阪マラソン2012 完走記その1(前日)
すでに半月以上が経過してしまいましたが、
大阪マラソンに参加し、完走出来たことは本当に素敵な、素晴らしい体験でした。
私も当選して以来、練習や当日のことについて、
昨年完走されたいろんな方のブログを参考にさせてもらったので、
以下、覚えている限りのことをメモしておこうと思います。
自分の備忘録と言う意味もありますが、
大阪マラソンに今後チャレンジする初心者ランナーの方の参考になるといいな。
***************
11/24(土)
「ぷらっとこだま」で東京から大阪入り。
友達が載っているというランニングの雑誌と、
「走ることについて語るときに僕の語ること」、
それと積ん読だった「ボーン・トゥ・ラン」を読む。
「ボーン・トゥ・ラン」はすごく面白い&走るモチベーションが上がる
ということだったけど、かなり読みづらい。。
なかなか読み進まないうちにうとうとしてしまい、あっという間に大阪着。
まずは新大阪駅で「大阪マラソン 2 days Pass」を購入し
(2日間、市営地下鉄やニュートラム乗り放題になるフリー切符)
予約したホテルに荷物を置くため京橋に移動。
大阪○ティホテル京橋 と言うところに泊まりましたが、
アクセスは悪くないけど周辺環境・お部屋・設備は
正直薄暗い・古臭い・壁薄いでテンションやや下がる
夫は「こんなもんでしょ」と言っていたけど。
荷物を軽くして、インテックス大阪での前日受付へ。
地下鉄の駅からランナーの人がぞろぞろ。駅からインテはかなり遠かった。
受付はとてもスムーズで、ゼッケンやチップ、手荷物袋など当日アイテムをゲット。
そのあと「大阪マラソンEXPO」という、
協賛企業がいろいろなブースを出展している催し物会場を一回り。
脚つり対策用の塩キャンディーを購入。
それから、スピーカーの「BOSE」が、ランニング用ヘッドフォン発売記念として
あの金哲彦さんのトークイベントを心斎橋店で行う
という情報を事前にFacebookでチェックしていたので、
BOSEのブースでその入場券をゲットし、心斎橋に移動。
乗り換えが面倒なので本町で降りて、てくてく歩く。
BOSE心斎橋店では結構待たされたが、無事金さんのトークイベントを堪能。
「今回、初フルマラソンの人!」と言われて挙手したら私ともう一人しかおらず、
金さんに「前に大会に出たのはいつですか。1年前のハーフ?ずいぶん前だね~!」と
コメントされる。金さんとお話ししてしまった!きゃー。
金さん、メーカーの技術説明などにもほどよいツッコミを入れたりして、
気さくで楽しい方でした。
紹介されていたBOSEの新発売ヘッドフォンは色が好みだし、
機能も文句ない感じですごく欲しい!
http://www.bose.co.jp/jp_jp?url=/consumer_audio/headphones/sport_headphones/sie2i/sie2i.jsp
イベントの最後に「金さんからの5問クイズ」というのがあって、
マラソンにまつわるトリビアクイズが出される。
マラソンという名称の由来は?という簡単なものから、
フルマラソンの公認コースとなるための条件とは?というマニアックなものまであったが、
なんとこれに挙手回答し正解すると上記のヘッドフォンがもらえるという豪華な企画。
私は、ラストの問題「昨年の大阪マラソンの完走率は?」に対し、
「へえ、これなら私も走れるかも」と数字を見て思った記憶があったので、
自信を持って「97%!!!」と勢いよく回答したが
「うーん…コンマ一桁まで!」ということで、
結局ほかの方に96.3%という正解を持って行かれてしまい惜敗、
ヘッドフォンゲットならず(ていうか、合ってないし笑)。
トークショーの後は、カーボローディングも兼ねて、
せっかく大阪だしお好み焼きを食べよう
ということになったが、事前リサーチ不足で良いお店が見つけられず
(いくつかあったんだけどオフィス街なので土曜日はお休みだったということも)、
結局…「一風堂」へ!!いつも東京で食べてるよ…笑
ホテルに戻り、持ち物を整理し、
靴ひもにチップ&勝負服(阪神のユニフォーム 笑)にゼッケンをつけ、
ポーチに携帯するものをセット。
ちなみに、CW-Xのポーチに詰めたのは以下の通り。
○iPhone&充電器&ケーブル(SonyのCyberEnergy)
…大正解。途中電話したり写真撮ったりしつつ、6時間半走って十分もった。
○イヤホン
…途中辛くなったら音楽聴くかなと思ったけど、結局聴かなかった。
というか、精神的につらいことは終盤まで全くなかった。
○パワージェル4つ
…夫の指導により「スタート前に1つ、10kmごとに1つ、予備に1つ」
ということだったが、果たしてこんなに必要だったのか不明。ちなみにまずかった
○塩キャンディー
…わざわざ購入したけど、1つも食べなかった。
給水は十分にあってスポドリも置いてあるし。
○絆創膏、鎮痛剤
…かさばらないし、偏頭痛もちなので鎮痛剤もあると安心。
○携帯用に小さく印刷したコースマップ
…これも大正解。特に前半はちょこまか曲がるので、
今どの辺を走っているのかを把握できて気持ちが安定した。
○非常用1000円札
これだけ詰めるとさすがにパンパンです。
特にパワージェル4つが!!2つで良かったと思う。
まあおかげでエネルギー切れや脚がつるなどのトラブルは全くなかったものの、
なんと
「ポーチが重すぎて、走るたびにポーチの当たっていた腹部に打撲痛のような激痛が走る」
というマヌケすぎる事態に…(笑)
精神的には、結構怖くなりました。
応援してくれてる人のことや、
怠け者の私につきあって一緒に練習&指導してくれた夫のこと、
裏切るような結果しか出せないんじゃないか…
そして大きな挫折感を味わうんじゃないか…
と考えてもしょうがない不安に襲われたり。
スタート直前になると開き直りましたが、それまで結構不安だったなあ。